司法試験ライブラリ

司法試験・予備試験の用語集:予備試験・短答式・論文式・論証・答練などの意味

司法試験・予備試験の案内や、講座・本に出てくる言葉を、初めて見る人に向けて説明します。

予備試験

法科大学院を修了していない人が、司法試験を受ける資格を得るための試験です。 受験資格はありません。 短答式試験・論文式試験・口述試験の順に行われます。 合格すると、司法試験を受験できます。 予備試験の出願・試験日・合格発表の日は、予備試験はいつ?にまとめています。

法科大学院

法曹(裁判官・検察官・弁護士)を育てる大学院です。 修了すると、司法試験を受験できます。 条件を満たした人は、在学中に司法試験を受験することもできます。 法律を学んだ人向けの2年のコース(既修者コース)と、3年のコース(未修者コース)があります。

法律基本7科目

憲法・行政法・民法・商法・民事訴訟法・刑法・刑事訴訟法の7科目です。 司法試験・予備試験の中心になる科目です。

短答式試験

選択肢から答えを選ぶ形式の試験です。 条文・判例の知識が問われます。

論文式試験

事例の問題を読み、答えを文章(答案)で書く試験です。 法律基本7科目と選択科目が出題されます。 予備試験では、法律実務基礎科目も出題されます。

口述試験

予備試験の最後にある、試験官の質問に口頭で答える試験です。 論文式試験の合格者が受けます。 法律実務基礎科目(民事・刑事)から出題されます。

法律実務基礎科目

予備試験の科目で、民事と刑事に分かれます。 裁判の実務の基礎を問う科目です。 要件事実・事実認定・法曹倫理などが問われます。

選択科目

論文式試験で、8科目から1つを選んで受験する科目です。 倒産法・租税法・経済法・知的財産法・労働法・環境法・国際関係法(公法系)・国際関係法(私法系)の8科目です。 司法試験と予備試験の両方にあります。

論点

条文の解釈に争いがあり、答案で論じる必要がある点です。

論証・論証集

論証は、論点について、条文の趣旨から結論の基準(規範)を導くまでを書いた文章です。 答案で使えるように、あらかじめ覚えておきます。 論証をまとめた本を、論証集といいます。 論証集は、司法試験・予備試験の論証集 2種類を比較するで比較できます。

趣旨・規範・あてはめ

趣旨は、その条文が定められた目的です。 規範は、事例を判断するための基準です。 あてはめは、問題文の事実を規範に照らして、結論を出すことです。 答案は、問題提起・規範・あてはめ・結論の順に書くのが基本です。

判例・通説

判例は、裁判所(主に最高裁判所)が示した判断です。 通説は、学者の間で多く支持されている考え方です。

要件事実・事実認定

要件事実は、法律の効果が生じるために必要な事実です。 事実認定は、証拠から、どんな事実があったかを判断することです。

出題趣旨・採点実感

出題趣旨は、問題で何を問うたかを、法務省が試験の後に公表したものです。 採点実感は、採点した考査委員が、答案を読んで気づいた点をまとめたもので、法務省が公表します。

旧司法試験

2011年まで行われていた、以前の制度の司法試験です。 論文式の過去問は、今の試験の練習にも使えます。

答練・添削

答練は、答案練習会の略です。 本試験の形式の問題で答案を書き、採点や解説を受ける講座です。 添削は、講師などが答案を読み、直すところやコメントを書いて返すことです。

CBT

Computer Based Testingの略で、パソコンで解答する試験の方式です。 予備校の「CBT答練」「CBT模試」は、パソコンで答案を入力して受けます。

初学者・学習経験者

初学者は、法律をはじめて学ぶ人です。 学習経験者は、法律基本7科目を一通り学んだことがある人です。 初学者向けと学習経験者向けの選び方は、初学者向けと学習経験者向け、どちらのコースを選べばいい?にまとめています。

合格目標

講座が目指す試験の年です。 たとえば「2028年合格目標」の講座は、2028年の試験に向けて講義が組まれています。

総合コース・本科生・単科講座・パック

総合コースは、全科目の講義と演習をまとめて受講する講座です。 伊藤塾では、総合コースの申し込みを「本科生」と呼びます。 単科講座は、1つの目的の講座です。 パックは、いくつかの講座をまとめて申し込む形です。

インプット・アウトプット

インプットは、講義やテキストで知識を学ぶことです。 アウトプットは、問題を解き、答案を書いて、学んだ知識を使う練習をすることです。

通学・通信・生講義

通学は、予備校の校舎の教室で講義を受ける受け方です。 通信は、自宅などで、Webの動画などで講義を受ける受け方です。 生講義は、講師が教室で、その場で行う講義です。

直前期

本試験の前の数か月のことです。 覚えた知識を総復習し、模試を受ける時期です。

基本書・入門書

基本書は、科目ごとの知識を学ぶための本です。 入門書は、基本書の前に、科目の全体像をつかむための本です。 本の種類と使い方は、司法試験・予備試験のテキスト・問題集の種類と使い方にまとめています。

六法

法律の条文を集めた本です。

司法修習

司法試験の合格者が、裁判官・検察官・弁護士になる前に受ける、1年以上の研修です。 司法修習と二回試験の流れは、司法試験に合格したら、何をする?にまとめています。

教育クレジット

信販会社(分割払いを扱う会社)が受講料を予備校に立て替えて払い、受講者が信販会社に分割で返す仕組みです。 申し込むと審査があります。